2026年10月現在、ブログの公開記事数は70本になった。今年の3月頃から本格的にブログを書き始め、途中には更新していない空白期間もあった。それでも、気がつけばこれだけの記事が積み重なっていた。
とはいえ、毎日記事を書こうと決めているわけでもなければ、アクセス数を増やすために必死になっているわけでもない。SEOもそれほど意識していないし、基本的には自分の書きたいことを書いているだけである。
それが検索に乗ればいいし、ほかのブログや別の経路から偶然たどり着いて、読んでもらえたらそれでいい。さらにGoogle AdSenseの審査が通って、少しでも収益になればなお嬉しい。
では、そこまで収益やアクセス数を重視していないのに、なぜブログを書いているのだろうか。改めて考えてみると、自分の考察や疑問が文章として蓄積されていくこと自体が面白いからなのだと思う。
この記事では、私がブログを書き続ける理由を通して、文章に考えを残すことの意味や、WordPressとnoteを使い分ける楽しさについて考えてみたい。
SEOを意識するより、自分の書きたいことを書く
ブログを運営するなら、SEO対策をしたほうがいいという話はよく聞く。検索されやすいキーワードを調べたり、読者が知りたがっている情報を分析したり、検索順位を意識して記事を作ったりする方法である。
もちろん、それが重要なのはわかる。検索から人が来なければ、せっかく書いた記事も読んでもらえる機会が少なくなる。
ただ、私自身はそこまでSEOを意識していない。自分が書きたいと思ったことを書いて、それが検索に必然的に乗ればいい、という程度に考えている。
検索されやすいキーワードから
記事を作る
書きたいことを書き、
検索に乗ればいい
例えば、読書中に気になった一節があれば、その意味を調べたり、AIと会話しながら考察を深めたりする。日常生活や会社で起きた何気ない出来事から、人間の心理や行動について疑問を持つこともある。そうした話が面白くなってくると、今度はブログの記事として残しておきたくなる。
最初から「この記事は検索されるだろうか」と考えているわけではない。そもそも、検索需要があるのかどうかもわからないテーマが多い。
しかし、自分が疑問に思ったことなら、同じようなことを疑問に思っている人がどこかにいるかもしれない。そういう人が検索からたどり着いてくれれば、それはそれで嬉しい。
もちろん、検索以外の経路でも構わない。ほかのブログで関連する記事として紹介されたり、SNSなどから興味を持って訪れてくれたりすることもあるだろう。
それを誰かが見つけてくれる。
今のところ、そのくらいの距離感が自分には合っている。
自分の考察が蓄積されていく面白さ
ブログを書いていて特に面白いと感じるのは、自分の考察が少しずつ蓄積されていくことである。
本を読んで疑問に思ったこと、普段の生活で気になったこと、AIと会話していて発見したこと。その場で考えて終わりにすることもできるが、文章にして残しておけば、あとから読み返すことができる。
例えば、以前書いた記事と、最近読んだ本の内容が思いがけずつながることがある。まったく違うテーマについて考えていたつもりなのに、実は似たような問題を扱っていたと気づくこともある。
また、数か月前に自分が書いた文章を読み返したとき、今なら少し違う考え方をするかもしれない。それも面白い。
人間の考え方は、いつまでも同じとは限らない。新しい知識に触れたり、経験を積んだりすることで、以前は当たり前だと思っていたことに疑問を持つようになる場合もある。文章として残しておけば、そうした変化も振り返ることができる。
自分が何を考えてきたのかを
記録する場所にもなる。
70記事という数字も、単に70本の記事を書いたというだけではない。それだけの疑問や考察を、文章として残してきたということでもある。
WordPressでブログを書くことにも意味がある
自分の考えを記録するだけなら、わざわざWordPressでブログを運営する必要はないかもしれない。
メモ帳でもいいし、Notionのようなアプリに保存しておく方法もある。実際、私も読書中に気になった文章や、あとから読み返したい内容をNotionに記録することがある。
それでも、WordPressでブログを書いていることには、また別の意味があると思っている。
まず、自分のドメインを持ち、自分のサイトとして記事を公開できることだ。WordPressなら、自分でカテゴリを作り、記事を整理し、関連する記事同士をリンクでつなげることができる。デザインやレイアウトも自分の好みに合わせて変更できる。
そして、Googleなどの検索エンジンに記事が掲載されれば、自分のブログを知らない人にも読んでもらえる可能性がある。もちろん、noteの記事もGoogle検索に掲載される。しかし、WordPressの場合は、自分で取得したドメインに記事が蓄積されていく。
また、WordPressを使って記事を書き、サイトを管理しているという実績にもなる。記事の作成だけでなく、サイトのデザインやプラグインの設定、SEO、セキュリティ対策など、実際に運営してみなければわからないことも多い。
ブログを書くこと自体が、WordPressを扱う経験にもなっているのである。
現在、Google AdSenseはまだ申請中だが、審査に通れば広告収益を得られる可能性もある。ここもnoteとの大きな違いだと思っている。
noteでは記事を有料にして販売することもできるが、基本的には購入してもらわなければ、その有料記事から収益は発生しない。一方、WordPressでAdSenseの審査に通れば、無料で公開している記事でも広告が表示され、読者のアクセスや広告の表示状況などに応じて収益が発生する可能性がある。
有料記事を購入してもらわないと
収益は発生しない
無料の記事でも
広告で収益が発生する可能性がある
もちろん、記事を公開しているだけで必ず収益が発生するわけではないし、アクセスが少なければ収益もわずかだろう。それでも、過去に書いた記事が検索から読まれ、その結果として数円、数十円、数百円と収益が積み重なる可能性がある。
有料記事をその都度購入してもらう必要がなく、無料の記事を公開し続けることで、継続的な収益につながる仕組みを作れるのは面白い。
WordPress自体は無料で使えるが、独自ドメインやレンタルサーバーには費用がかかる。私の場合、ドメインの料金は月額換算すれば数百円程度である。もちろん、別途サーバー代も必要になるが、自分のサイトを持てることを考えれば、それほど大きな負担とは感じていない。
仮にAdSenseで月に数百円しか稼げなかったとしても、その収益を得ながら、自分の考察を蓄積していける。収益を最優先にしているわけではないが、好きで続けていることから自然とお金が生まれるのであれば、それに越したことはない。
自分の書きたいことを書き、それがGoogle検索などを通じて誰かに読まれ、少しずつ収益にもつながっていく。そして、WordPressを使ってサイトを運営してきた経験も残る。
自分の考えを公開しながら、
一つのサイトとして育てていけること。
それも、私がWordPressでブログを書いている理由の一つである。
noteはTwitterの延長のように使ってみたい
一方で、WordPressとは別に、noteの使い方も考えている。noteでは、Twitter(現X)の延長のような感覚で、思ったことを適当につぶやくように投稿してもいいのではないかと思っている。
例えば、本を読んでいて面白い文章を見つけたときや、日常の中でふと疑問が浮かんだとき。そのたびに、きちんとしたブログ記事を書く必要はない。短い感想でもいいし、まだ考えがまとまっていない状態でもいい。
そして、その話題について詳しく考察したブログ記事があれば、関連する記事としてリンクを貼る。そうすれば、noteの投稿から興味を持った人がWordPressのブログを読みに来てくれるかもしれない。逆に、ブログを読んだ人がnoteの投稿に興味を持つこともあるだろう。
WordPressでは考察を深めて記事として残し、noteではもっと気軽に思ったことを発信する。必ずしも明確に役割を分ける必要はないが、こういう使い分けも面白そうである。
考察を深めて
記事として残す
もっと気軽に
思ったことを発信する
それに、検索エンジンだけに頼らず、いろいろな場所から自分のブログを知ってもらえる可能性がある。
だからといって、noteをブログの宣伝だけに使いたいわけではない。あくまで思ったことを自由に書いて、関連する記事があれば紹介する。そのくらい自然な使い方がいいと思っている。
AIとの会話がブログを書くきっかけにもなる
最近は、AIとの何気ない会話からブログの記事が生まれることも増えた。例えば、何か気になることがあったとき、最初から記事を書こうと思っているわけではない。

「これってどういうことなんだろう?」

「こういう考え方もあるんじゃない?」
そんな会話をAIとしているうちに、話がどんどん広がっていく。
そして、ある程度考えがまとまってくると、「これ、ブログの記事にできそうだな」と思うことがある。実際、この記事もそうである。
最初は、ブログの記事数が70本になったという話をしていただけだった。そこから、SEOをあまり意識していないことや、収益よりも自分の考察が蓄積されていくことが面白いという話になり、最終的にブログを書く意味について考えるようになった。
AIが記事のテーマを一方的に決めているわけではない。自分が疑問に思ったことや、会話の中で気づいたことが出発点になっている。
以前はブログを書くために自分で調べ、HTMLの装飾なども調べながら作っていた。今はAIと会話しながら内容を整理し、文章の構成やHTMLの装飾まで手伝ってもらえる。
自分で調べ、
HTMLの装飾も調べながら作っていた
AIと会話しながら、
構成やHTMLの装飾まで手伝ってもらえる
その分、記事を書くための技術的な作業に時間をかけるよりも、自分が何を考えているのか、何を伝えたいのかという部分に集中しやすくなった。
ただし、AIが作った文章をそのまま公開すればいいとは思っていない。自分の考えと違う部分があれば修正するし、言いたかったことが省略されていれば書き直す。
道具として使っている。
AdSenseで収益が発生すれば、なお嬉しい
ブログを運営している以上、Google AdSenseにも興味はある。審査に通って、広告収益が発生するようになれば嬉しい。
ただ、仮に収益が月に数百円程度だったとしても、おそらく今と同じようにブログを書き続けると思う。そもそも、収益を得ることだけが目的ではないからだ。
もちろん、アクセス数が増えれば嬉しいし、自分の記事を多くの人に読んでもらえるなら、それに越したことはない。しかし、アクセスが少ないからといって、書いた記事に意味がなくなるわけではない。
自分が疑問に思ったことを調べ、考察し、文章として残したという事実は変わらない。
それに、公開した記事は、書いた直後にしか読まれないわけではない。数か月後、あるいは数年後に、誰かが検索してたどり着くこともあるかもしれない。
実際、以前ブログの更新をしばらく休んでいたときも、あとから検索データを確認すると、思っていた以上にアクセスがあった。自分が記事を書いていない間にも、過去の記事が誰かに読まれていたのである。
そう考えると、ブログは公開した瞬間だけで終わるものではない。記事を残しておくことで、将来誰かに読んでもらえる可能性も残る。
それがブログを書き続けるための
絶対条件ではない。
ブログを書く意味は、人によって違っていい
ブログを書く目的は、人によってさまざまだと思う。収益を得るために書く人もいれば、自分の専門知識を発信したい人もいる。日々の出来事を記録したい人や、同じ趣味を持つ人とつながりたい人もいるだろう。
どれが正しいということではない。
私の場合は、自分が疑問に思ったことや考察したことを、文章として蓄積していくのが面白い。そして、せっかく文章にするのだから、自分だけのメモにしておくのではなく、ブログとして公開しておきたい。
それが検索に乗って誰かに読まれたり、ほかのブログやnoteから興味を持って訪れてもらえたりすれば嬉しい。AdSenseが通れば、なお嬉しい。
今のところ、それくらいの感覚で続けている。
ブログを書くことには、必ずしも明確な成果や目標が必要なわけではないのかもしれない。
何かを考え、それを文章にして残す。そして、あとから読み返して、また新しいことを考える。その繰り返しによって、自分の考えが少しずつ積み重なっていく。
今は70記事だが、この先100記事、200記事と増えていったとき、自分がどんなことを考えてきたのかを振り返るのも面白そうである。
ブログを書き続ける理由なのだと思う。



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